祭典の日

2004年8月25日 スポーツ
何と嬉しいことなのだろう
バンドの一員になれるなんて
踊り、歌って祝うのだ
ここは約束の地なのだから
     (LED ZEPPELIN“CELEBRATION DAY”)


4年に一度の祭典、オリンピック。
しかも今回は発祥の地と言うべき、アテネ。
これだけでもう「舞台は整った」というべきなのに、
日本選手団の活躍も重なり、もう毎日観てしまっている。
夜が遅かろうが、元々夜行性のオレにはノー・プロブレム(笑)
開会式もフルで観たし、勿論閉会式まで楽しむ予定だ。

別の所で公開している日記にも書いたが、
オリンピックの日くらい祝日にすべきだとオレは思っている。
というのは、この祭典はいわば世界の運動会だからだ。
学校でも運動会の日は授業がないように、それも4年に一度しかしないのだからこの日くらいは祝日にしても罰は当たるまい。

もともとオリンピックは神に捧げる儀式だったと言う。
人間としての成長ぶりを神に披露する、といった感じだろうか。
これは日本でいえば、神輿とかだんじりといった「祭り」に近いものだろう。
祭りは楽しむものだ。
我が子の走る姿に一喜一憂する運動会の親のように、オレ達も素直に楽しめばいいと思う。

少し悲しいのは、メダルを取らなければいけない、といった空気。
選手も自分の成績に納得いかないのはわかるが、それ以前に出場できたことを喜び、楽しい空気を作り出して欲しかった。
出場する選手にとっては「祭り」ではなくなっている現実。
商業主義的な意味合いの強くなりつつあるオリンピックそのものの存在意義。
それに伴うIOCの買収疑惑etc...

今一度、原点に還り「祭り」として楽しめるオリンピックになってほしいと願ってやまない。

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