2時間BURN!!燃え尽きろ!!
新バンド“MASTER OF SESSION”のスタジオ練習の日である。
早く起きていたにもかかわらず、ピックアップの変更に手間取り、
トラブルを回復してスタジオに着いた時には10分遅刻であった。
しかしその場にいたメンツが一様に『そんなの日常ですから』的な視線で見るのは・・止めてください(笑)

今回は初回なので2曲しかやる曲がなく、
途中で飽きてしまうのではないかと内心ヒヤヒヤしていた。
しかしそれは全くの杞憂であった。

予定にない“BLACK NIGHT”、“SMOKE ON THE WATER”をそれなりに形にしまえる辺りはさすがのメンバーである。
あとはとりあえずフロントマンのオレが、
どれだけメンバーに溶け込むか、メンバーの個性を知っていくか、
ライブでどれくらい動けるか、それを把握すればオッケーだ。
演奏に文句を言う必要も無いこのメンバーとやるのは楽しい。

“紫の炎”ばかり2時間するのは体力的にはとてもハードだ。
しかしハードロックを「疲れた」という理由で降りるなんて最悪だ。
声が枯れようが、スティックが折れようが、弦が切れようが、ネックが曲がろうが、
ハードロックに終わりなどない。
オレ達が終わらない限り・・そのサウンドは永遠だ。

・・こんな感じにまとめてみました(笑)

余談だが、マイケル・シェンカーのモデルのアンプを見つけた。
自称楽器通のオレも全く知らなかったので、すぐタクちゃんメールを送ったのであった。
彼はこれを買うだろうか?
現在活動しているバンドに加え、
新しいグループを結成することになった。

その名は、
MASTER OF SESSION

メンバーは・・ギターとボーカルのオレと、
友人バンド“MAKE MERRY”からベースのクンちゃんと
ギターのタクちゃんと、新参入ドラマーのみよっしー・・の4人。
それぞれ自分のバンドの活動をおろそかにしない前提で、
かつハードロックの欲求を満たそうという欲張りな考えの中で結成になった。

基本をライブにおく予定なので、すぐライブになると思われる。
また、そーゆー無茶が出来る人・・ということで、腕の立つメンツであることは間違いない。
一番ヤバイのは間違いなくオレだろうが、力の限りハイトーンをぶちかます予定だ。

きっと良いロックが出来る。
それさえ出来れば他に何もいりません。
今日はバンド、DRAG☆STARの2回目のライブの日であった。
詳しくはバンドのサイト内のライブレビューに書くとして、ここでは簡単に振り返っておきたい。

今回はライブハウスというよりCLUBということでキャパも小さかったのだが、それ以上に個性派バンドばかりだった。
以前にCLUBで散々な対バン体験を持っていたオレだったが、今回のことで確信を得た。
CLUBは変なバンドが出やすいようだ。今後の出演は少し考えなくてはならない。

今回はDRAG☆STARの集客が良かったので“ファン感謝祭”感覚でやらせてもらったのだが、ライブ自体は非常に出来の悪い内容になってしまったと思う。
しかし、数あるトラブルを何とかするのもバンドの役割なので、苦いながらも良い経験をしたんじゃないだろうか。
ボーカルとしての個人的批評は70点、悪くはなかったと思う。
前回は少し焦った感じの歌になってしまったが、今回は落ち着いて出来た。
歌詞は恒例のフニャ英語になってしまったが、歌詞云々よりもハイトーンであるとかファルセットであるとか、そーゆーところの方が大事だったんです!!(笑)
またライブで8曲もやったのは初めてで、喉はおろか体力の消耗も尋常ではなかった。

ライブ後は連れや、ポプラのメンバーと打ち上げに突入〜!!
解散後はタクちゃんとクンちゃんとオール〜!!
足腰立たなくなるまで遊んでやる〜!!!
DRAG☆STARの初ライブが決定〜♪♪

12/12(日) アメリカ村Twice
‥対バンの皆様、よろしゅうm(__)m

何かと展開の早いバンドだ。
ライブも当初は年内は無理だという感じだった。
が、日曜にスタジオ入りし、終わりの飲み会&ミーティングでは
とりあえず日を決めてしまおう』ということになり、
次の日(つまり今日だ)に決まった。

記念すべきファーストライブまで一ヶ月半。
しかし今回は心配も不安もない。
自分の力を100%出せるメンバーでやれるからだ。
今までは、気の合う友人が集まって音楽をしていたわけで、
音楽的に合っていたわけではなかった。
結果、楽しい思い出ではあるが物足りなさもあったように思う。

今回は音楽的な繋がりがまず第一にあり、かつ仲間意識も強い。
そんなDRAG☆STARに死角は‥ない。

さぁ、堂々と一番を目指そうではないか(゜Д゜;)

surprise!!

2004年10月14日 バンド活動
今年、新バンド“DRAG☆STAR”を組めたことが、
オレにとってのsurpriseだった。

まぁ、ウダウダ言っても仕方ない。
ロックとは何かを教えてやるよ(核爆)

とにかく今は洋楽をコピる、コピる。
自分の指の動かなさが何とも情けないが、
それは舐め切った音楽の中で枠の狭いフレーズしか弾かなかった過去からのツケだ。
しかしこのツケが今後のオリジナル曲の製作にも大きなプラスとなると信じている。

今週はエディ・ヴァン・ヘイレンにsurpriseだ。
あんなの弾けるか!!(笑)
ネオンに彩られた川船が貧乏人から金を巻き上げて
人口湖の土手近くに浮いている
ジャンクション304では6マイルの渋滞中
俺は交差点に立つ異邦人
だけどこの場所、前に来たことあるはずだ
   (JIMMY PAGE&ROBERT PLANT“WALKING INTO CLARKSDALE”)


先日、小さなアンプを買った。
楽器やエフェクターは無尽蔵に買うのに、アンプは今まで殆ど買った記憶がないので少し新鮮な気分だ。
3000円くらいの小さなアンプはワンルームでのギターの練習には手軽で良い。

ツェッペリンの“COMMUNICATION BREAKDOWN”を、
現在所持しているストラト・タイプ(‥の割には変形だが)のPARKERでガシガシ弾く。
エフェクターも繋がず、ミニ・アンプのOVER DRIVEのみである。
ちなみにピックはホームベース型を使用するようになった。
これはリッチー・ブラックモアの影響もあるが、小回りが利いて早弾きしやすいという理由もある。

‥これがなかなかツボなサウンドになってくれたのだ。

原曲でも小さなアンプを使っていたらしいが、そのチープさがあの雰囲気を作り出すのかもしれない。
3000円足らずのアンプで結構近い音が作れたことに大きな喜びを感じた夜であった。
土曜の夜は無意味に寝て過ごし、
朝の5時になってようやく何も食べていないことに気付き慌てて遅い夕食?を摂った。
日曜の朝はテレビを観るのが楽しい。
昼までウトウトしながら自堕落生活を満喫した。

夕方は梅田HEPに出向き、新バンド(名前はまだない)のミーティング。
近況報告みたいになるが、
ここ一年近くはどちらかというと“勉強バンド”で彼方此方やっていたが、
久々にリーダーシップを取れるバンドを始めることになった。
その分、オレを筆頭に皆テクニックがイマイチなのは言うまでもない(笑)
まぁ、時間をかけてやっていけばいいと思っている。

あともう一つ、月1〜2回兵庫県に出向く“勉強バンド”も参加する予定になっている。
‥今の仕事だと、それで年内は一杯一杯だろう。
来年はコロ助&荒畑バンドと対バンしたいもんだ。

あれ?
そういえばmazeはどうなったんだろう????

YOU SHOCK ME

2004年9月4日 バンド活動
YouはShock
     (クリスタルキング“愛をとりもどせ”)


久々なことであるが、メン募で知り合った人とセッションすることになった。
掲示板に「ロバート・プラント募集」と書いてあったのを見て思わずメールを送ってしまったのである(笑)
そしてスタジオ入りはすぐに決定したのだが、やる曲はまったく話し合っていないまま当日を迎えた(゜Д゜;)
「“YOU SHOCK ME”でもやりましょう」ということで、とりあえず“YOU SHOCK ME”は聴いておいたがそれ以外は全く不明の不安なセッションであった。

心斎橋の穴場的とも言えるとある地下スタジオに30分遅れで到着。
そこで見たものは非常にフレンドリーな人達(というかオヂサン:笑)であった。

ツェッペリンのコピバンでもないのだが、
結局セッションしたのはツェッペリンの曲のみで、それだけに超・楽しかった(笑)
バンド自体もまだ結成したばかりらしく、まったり趣味バンドといった感じみたいだ。
今回セッションしたことで次回もZEPをやろうということで話もまとまり、久々に充実した一日であった。

中年のバンドマンというのはなかなか素晴らしい。
経済的にも余裕がある人は楽器もとんでもないのを使っていることもある。
60万のフェンダーのベース(ヴィンテージ)はやはり貫禄がある。
値段とかブランドとか、そーゆー表面的なものではなく、どこか品位があるんだな。
言うならば、じいちゃん家にある使い古したタンスみたいな感じか。
海外出張を終えたメンバーが揃い、
ようやくバンド“MINSTREL”が始動した。
欠員していたキーボーディストは、結局オレが別の件で知り合った女性キーボーディストを引きずり込む形で落ち着いた。
バンドの平均年齢はこれで随分下がったと思う(笑)

8月にリハーサルも決定し、演奏する曲などの連絡を取り合っている。
当初の話と違い、初期のレインボーをやろうということになっている。
KILL THE KING”、“STILL I’M SAD”、“MISTREATED”とか。
いや、“STILL I’M SAD”はヤードバーズのナンバーだけど。
いや、“MISTREATED”はDEEP PURPLEのナンバーだけど。
気にしない気にしない

バンドのライブ音源もMDで送ってもらい、聴かせて頂いた。
メチャクチャ巧かった‥特にキーボードが‥って、いないじゃんその人(爆)
いや、オレの周りの人間に聴かせてやりたいと思ったね。
キーボードの可能性を。
DEEP PURPLEにしてもRAINBOWにしても、
ギターは勿論、キーボードが非常に重要なポジションを担っている。
そーゆーロックって現代には意外にない。
BURN”や“SPEED KING”のキーボード・ソロをリアルタイムで聴いた人ならキーボーディストに憧れも抱くだろうが、
小室哲哉や浅倉大介といったキーボード・パフォーマーがほとんど一線を退いた邦楽では、今後キーボーディスト(特に男性)が増える要素がない。
それって悲しいですなぁ。

さて、8月のスタジオ入りに向けて曲を聴いているわけだが、
改めて“KILL THE KING”って凄いタイトルだ。
「王を殺せ!!」これがタイトルでサビで、
絶叫ハイトーンがカッコ良いです。
ギターとキーボードのユニゾン・ソロがカッコ良いです。
これはもうメタルでしょう。
1977年にして、今なお通用する激しさを持っている。
1978年の来日、武道館ではステージ上で暴動が起き、札幌公演では死人まで出た。
それがRAINBOW。

オレが生まれた年の出来事であった。
悪いことは続かない。
本当にその通りだ。

悪夢のセッションから2日経ち、
今日来たメールを見てオレは思わず叫んだのだった。

ヨッシャー!!」と。

念願(というか野望)だった、RAINBOWのコピバンからお誘いが来たのだ。
どうやら活動はスローっぽいが、RAINBOWが出来るメンバーとバンドが組める機会はそうそうない。
近年のバンドのコピーや下手なオリジナルをやるのは全く得るところがないが、60〜70年代の音楽はコピーすることで得られる発見が確実にある。
あの時代の音楽の懐は凄まじく広い。

とにかく、人生楽ありゃ苦もあるさ。
悪いことは続かない。
だからオレはもう一度叫んだ。

「ヨッシャー!!」と。
金曜日の夜に電話があり、
「土曜日にロックバー『ソフトマシーン』でセッションをするから、
ZEPの“ROCK AND ROLL”を歌わない?」
‥といった話になった。
土曜日はMAZEのミーティングがあったのだが、セッションは良い経験になると思い、そっちを優先させてもらった。

この判断が間違っていたことをオレは後に知る。

この日のソフトマシーンはどこかのバンドが半分貸しきっている状態だったようで、
22時前までその演奏が続いていた。
(この時点でオレの怒りは爆発していた)
それはそれなりに面白いジャンルだったが、ハッキリ言ってオレの歌の方がマシだと思っていた(自信過剰で言ってんじゃないよ)。
その割にCDリリースとか云々言っていたようで、
プロ志向かよ!?頑張らなあかんで君ら、と密かに彼らの今後を祈っておいた。

彼らのライブ後、客はそれほど帰ることもなく、
その中でオレらのセッションが始まることになった。
マスターが「ウチのハコバンです」と言ってくれていたのは良かったが、不安の種はすでにあった。
なんとベースとギターが初対面だったのだ。
どうやらベーシストのメン募で知り合ったギタリストらしいのだが、そーゆーセッションはスタジオでするべきで、本当に本当に不安しかない状況がそこにはあった。

もっともオレは1曲だけだし、歌って後は酒でも飲んでおこう、
事前に“ロックンロール”って言ってるし大丈夫だろう…と考えていた。
それが甘すぎた推測だった

曲を始める30秒前にベーシストがギタリストに‥ギタリストに‥
コード進行を教えているではないか!!
…いくらなんでもそりゃ無理やで、おっさん!!
(ギタリストは20代だったが:笑)
ZEPの曲を初見で合わせられるわけないだろ!?
しかもブルースナンバーならともかく、展開すらわからんで出来るわけない…

オレはもう目の前が真っ暗になった。
ここがバーで良かったと心底思った(笑)
‥曲が始まった。

“ロックンロール”はイントロの入りが少しややこしい。
勿論、まったく合わなかった。
それでも1コーラス目のBメロまではギリギリ助かっていた。
しかし、サビ〜間奏でもうムチャクチャだった。

間奏でカウンターに置いていたロックグラスを持ち出し、少し飲んだ。
オレはなぜここにいるんだろう…と真剣に思った。

2コーラス目は周りを一切聞かずに歌うことにした。
そうしないと歌えないからだ。

2コーラス目が終わった後の間奏で、もうどうしようもなく耐えられなくなったので、オレはカウンターに逃げ帰った(笑)
…というか、流れ的にセッションタイムになっていた。
展開を知らなければ曲が終われないのだから当然の流れだが、
もうこれは“ロックンロール”ではなかった。
客がいる前でやるような音楽ではない。
オレは心底ブチ切れていた。

ギターの人は歴が4年くらいで、メタルをやってきたらしくブルース・セッションは初だったらしい。
CとDだけの展開にもかかわらず、ダメダメだったのは仕方ない‥のか??
まぁ、どうでもいいや(笑)

セッションが終わった後に、
「適当に入って歌ったらいいのに」みたいなことをオレに言うのは、火に油
もう二度とあんなセッションでは歌わないと心に決めた一夜だった。
ホント、マスターに申し訳ないよ。

終電で帰れないこともなかったが、オレは難波に向かい夜の心斎橋を徘徊することにした。
なんか全てがどーでもよくなってきた。
今日はWHITE SUMMERの練習が昼から予定されていた。
ベースのコガネマル君が家で大爆睡していたのものの(笑)今回は3時間と長めに取っていたので大事には至らず。
さすがに3時間のハイトーンだと喉も結構消耗していてキツイ。
この消耗度はカラオケとは比較にならない。所詮カラオケはお遊びなのである。

その後、本日のメインイベント、SWEET PAINのライブを観るため難波ロケッツに向かった。
しかし今日は本当に蒸し暑い。
台風が接近しているせいだろうが、バンドには迷惑な気候である。
それにこの湿気は楽器にも悪く、海外のミュージシャンは6月辺りの来日を避けたがるそうである。

SWEET PAINの出番が来たので、ここぞとばかり前に陣取る。
かつてのバンドメイトである荒畑&コロ助のステージングを正面で観る(そして野次る)、
これ程の贅沢があるだろうか(笑)

スモークが炊かれ、どこかで聴いたようなインストに合わせ彼らが登場。
おおー‥ってか荒畑さん、最初から疲れてるっぽいんですけど(笑)
コロ助は相変わらずだが、実はこの時点でハプニングが起きていた。
一曲目:YOU TAUGHT MEで初っ端のコードをミスったギターが全てを物語っていた…

実質ファーストライブとなったvoのMAMIちゃんが、実は一番堂々としていたことに驚きつつライブは終わった。
コロ助はベースの1弦がナットから外れているという、トラブルの中でのライブとなった。
途中3回くらい目が合ったが『ダメダメだぁ』という表情をしていたのがよ〜く伝わってきた(笑)
肝心の荒畑は途中ステージ上で燃え尽きていたが、ラストナンバーでなぜかゾンビのように蘇り、俯きながらもグルーブしていた(笑)

彼らにとっては反省点の多いライブだったようだが、
客の反応は良かったようにオレには見えた。
どうせ客には細かいミスなどわからないのだから、結果的には成功だろう。
配布しているデモCDも帰宅してから聴いたが、なかなかいい出来だった。

ライブ後にコロ助とMAMIちゃんとその彼氏と4人で食事をしている最中、さらに面白い展開が起きたのだった。
それはかつてのバンド仲間のKから「キーボードかギター弾いてくれへん?」というお誘いの電話から始まったのだが、
この続きはまた今度書こう。
金曜日はWHITE SUMMERのスタジオ練習だった。
結構なペースでスタジオに入っているわけだが、
来週のライブといい、こんなにハイペースな活動になるとは思いもよらなかった。
それがZEPならば願ったり叶ったりといった感じではあるが、
正直、他のバンドが出来るかは果てしなくクエスチョン・マークであることは確かだ。
ただ、今は流れに乗ろうとも思う。
そこから何かが見えてくるような気もするからだ。

WHITE SUMMERはオレにとっては完全趣味志向丸出しのバンドだ。
掛け持ちしようが忙しかろうが、長く続けていけることを願って止まない。
なんだかんだ言って、オレの今までのバンドは2年続いたことないからねぇ…

さて明日は、以前のバンドメイトだった荒畑&コロ助のバンド“SWEET PAIN”のライブである。
彼らは打ち込みを使ったデジタル・ロック・バンドではあるが、
荒畑&コロ助のおかげで?その枠にはまらないプログレッシヴな展開も見せてくれている。
明日のライブと今後の活動に注目しよう(笑)