最近、心にグッとくる良いアルバムに出会えていなかったが、
久々に来ました来ました!!
その名はALCATRAZZ(アルカトラス)。
前から聴きたいとは思っていたが、運良く中古で見つかったので即ゲッツしたわけである。
ビバ!中古○場!←近所(笑)

アルカトラスは、元RAINBOWのグラハム・ボネットがMSG(マイケル・シェンカー・グループ)を脱退後に結成。
それだけでも買う理由は充分だが、ギタリストはなんとイングヴェイ・マルムスティーン、その後もスティーヴ・ヴァイと超一流のギタリストを世に送り出したバンドなのだ。
結成する際、ドラマーにはQUEENのロジャー・テイラーの名が挙がるほど(セッションならOKだったらしい)だった。

今回買ったのはファーストアルバムだが(もっともアルカトラスは3枚しかアルバムをリリースしていないが)、若き日のイングヴェイのギタープレイが新鮮だった。
ここから彼の栄光(と堕落)が始まるんだなぁ‥としみじみしつつ聴いていた(笑)

1曲目の冒頭を聴いた時は、サミー・ヘイガー期のVAN HALENか!?とちょっと危険信号が出ていたが、それはフェイクだった(笑)
80年代特有のデジタル臭さもあるが、ギターがその臭さを消していて実に味わい深いロックに仕上がっている。
またリッチー・ブラックモアに強い影響を受けたイングヴェイの嗜好性からか、DEEP PURPLEやRAINBOWみたいな曲もあり、とにかく心ゆくまで楽しめた一枚だった。

現在、グラハム・ボネットはElektric Zooというバンドをしているが、来日は果たして実現するのか気になる所だ。
ロンドンでのライブではゲストにRAINBOWでの同期、ドン・エイリー(現DEEP PURPLE)が来て“SINCE YOU BEEN GONE”を演奏したらしい。
う、ウラヤマシイ・・・

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