この日記も疎かになってしまった。
というか、何気に日記を3つ抱えているので書ききれない。
それに仕事も趣味も順調、そんな話をツラツラ書いても面白くないだろう。

今日は会社の同僚と飲みに行った。
あまりこういう付き合いはしない主義なのだが、
今の会社は仕事上というより人間的に合っている人が多いので飲み会も全然okである。
ちなみに先週の土曜日はバンド仲間+その友人での飲み会、
4時間の練習後だけに正真正銘ヘベレケ状態で帰宅したのであった。

4時間の練習を録音したmdは得意の編集を一日施したものの、
ボーカルがダメダメなのでお蔵入りにした(笑)

練習の成果といえば、オリジナル曲の原型が少し出来たことか。
ファンキーな感じなので仮タイトルを“gun-clutch”とでもしておこう(^^;
共同作業でセッションしながらの作曲は楽しい。
自分で弾けないフレーズを弾いてくれるギタリストがいるし(笑)
何より皆で合わせていくってのがバンドっぽくてオレは好きだ。
やっぱりロックが一番(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
音楽人としての嗜みとして、
ほぼ毎月『GUITAR MAGAZINE』と『PLAYER』誌を買っている。
『PLAYER』誌は楽譜はほとんどないので買わない時もあるが、
今月は思わず買ってしまった理由があった。

ちなみに表紙はなぜかBEATLES。
この雑誌の凄い所は活動もしていないバンドを表紙にしてしまう強引さにあると思う。
もちろん現在活動しているミュージシャンの記事がほとんどなのだが、
過去の功績から現代を見つめようという企画は素晴らしい。
それにクソ邦楽バンドが載らない点も素晴らしい(笑)
もっとも、まともな音楽雑誌にはクソ邦楽バンドは載らないのだけど。

それはともかく。
今月の『PLAYER』の読み所はズバリ、京本政樹のロング・インタビューである。
これは興味が湧くでしょう?

この人が元々シンガーソングライターなのは知っていたが、
『必殺仕事人』の時に自分の効果音を自分で作ったり、
主題歌(必殺仕事人?・激闘編)を作曲していたり、
あのメインテーマのアレンジにも加わっていたことを知っている人は少ないと思う。
そして実はロック・シンガーだということも。
ただ、そういう見方をするとあの髪型も納得いく気がする。
ようするにタカミーと同種ってことだよな?(笑)
何にせよ、若くあり続けることは素晴らしいと思う、かくありたいもんです。

『PLAYER』誌は音楽雑誌なので勿論ミュージシャンとしての京本政樹がクローズアップされているので、
ESP/京本政樹モデル(非売品)含め、所持ギターなども公開されている。
久々に面白い読み物だった。
声優の国府田マリ子が『GUITAR MAGAZINE』に出て、
B.B.キングの話に終始していた(エリック・クラプトンと共演したアルバムを聴き「そこは私のポジションなのに、先を越された」と憤慨したという話:笑)以来の面白さだ。

冬眠準備

2004年11月7日 日常
…あれだけキチンと夕食を摂ったのに、
なぜ夜中にお腹がすいてしまうんだ。

冷蔵庫の中にお菓子が入っているわけでもなく、
いや、むしろ冷蔵庫の中が何もない時に限って、
夜中にお腹がすいてしまう。

仕方がないので冷凍の餃子を焼いたりお好み焼きを作ったり、
それなりに凌いでいるわけだが、
かと言って太ることもなく、ムダに家計を圧迫していくのが許せない。
一体どうすればいいんでしょう。

…あれだけ毎日寝ているのに、
どうして無性に眠たいんだ。

休日に出かける予定がない時は有意義に過ごしたいのに、
いや、むしろ休日に何も予定がない時に限って、
ムダに眠って一日を浪費してしまっている。

仕方がないのでトコトン眠るしかないわけだが、
夕方になって起きると深夜までやたら元気で、
かと言って出かける事も出来ず、悶々とする一日が許せない。
一体どうすればいいんでしょう。

やたら食べたり、やたら眠くなったり、
冬眠するクマやリスと同類か!?
春まで眠る予定かコラ!!
アメリカ大統領選挙は結局長期戦にもつれることなく、
前回の汚名を果たす形でブッシュ候補が再選となった。
オハイオ州の一件で縺れなかったのはケリー候補の懸命な判断ゆえで、そこは高く評価したい。

日本の左翼的なメディアがケリーの勝利を願っていたのか、
そちらよりの報道を繰り返す中で、実際には差がついていた事実。
報道は特に注意しなくてはならない、日本国民もよくわかっただろう。

ブッシュの失政云々はひとまず置くとして、
政治力ではケリーを大きく凌駕していた。
ケリーは都市部では優勢だったゆえに、メディアは互角もしくは優勢を報道していたのもわからないでもない。
日本でいえばケリーは東京、大阪、愛知辺りは押さえていたが、
東北、四国では全敗していた‥という感じだろうか。

アメリカは常に戦争の歴史の繰り返しで成り立ってきた国だが、
逆に国内では常に反戦派との激しい戦いをも繰り返している側面がある。
日本国民が一致団結して立ち上がった大東亜戦争(敢えてこう書く)とは違い、
アメリカはいつの時代も一致団結しないで戦ってきた国だ。
常に国内世論が2つに分かれているのがアメリカの国政であり、文化といってもいいかもしれない。
その根幹はやはり“自由”というキーワードがあるわけだが、
日本人のオレには理解しがたい部分でもある。
自由ゆえに911のような映画も容認するし、それでもなお再選してしまうのだから、アメリカとは本当に不思議な国だ。
これは風邪と言っていいのか。
鼻水がまるで滝のようだ。

あっ‥という間にティッシュ一箱を使い切り、
ゴミ箱は誤解されそうな丸まった紙屑の山、山、山。

風邪薬を飲んではみたが鼻水以外は体調も悪くないので、
逆に頭がボォッとしてラリってゆく。
「こりゃ、アカン」と判断したオレはラリった身体で
近所の薬局に行くのであった。

「鼻水を止めて欲しいんですけど」と言って買った薬は1680円。
藁をもすがる思いだったので気にせず買ってしまったが、
今思えばちょっと高すぎる買い物だったかも、病院行けるやん。

その薬はさすがに良く効く代物で、
食後2回目の服用で鼻水の洪水はせき止められた。
しかし身体には強烈に負担が来てるっぽくて、
泥のように眠る羽目になってしまった。

誰が何言おうが

2004年10月29日 TV
今日テレビを騒がしている島田紳助の暴行事件だが、

オレは島田紳助の味方だ。
いや、暴行はいけないことで反省と謝罪は必要だけど。

なんなんだ、刑事訴訟ってのは?!
ちょっとおかしくないか??
一瞬我が目を疑った。
ALCATRAZZ(アルカトラス)復活の話が出てるらしい。

キタ━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━!!

グラハム・ボネットのサイトでの話だけに信憑性は高い。
もっともこのサイトが日本語化されてないので詳しくはわからないけど‥
今年、ELECTRIC ZOOとしてライブをしたのが良い評価だったのか、
ネームバリューのあるアルカトラスという名を使うことにするのか。
復活アルカトラスのメンバーも何もわからないが、
今月のレビューにアルカトラスを取り上げた直後の朗報、
いやぁ、目出度い目出度い。

話は少し変わる。
ロックというか特にメタルなんだが、面白いコラムのサイトを見つけまして。
何より数が凄いのよ、750バンド1600作品!
結構自分と同じ意見が多いので好きなサイトです↓↓
http://www.h2.dion.ne.jp/~krok80s/index.html

2002年の日記

2004年10月27日 笑い
自分でも忘れていた過去のホームページを久々に見た。
URLが飛んでるのも多かったが、日記などが少数残っており、
懐かい気持ちでそれを読んだ。
今回はちょうど2年前、2002年の日記を公開したい。

2002年10月27日「分岐点」
自分で決めておいて自分がすっかり忘れていた約束。
思い出さなきゃ良かったのにタイミング良く、気付いた。
気付いてしまったということは成長した証でもある。
だから前向きに自分を捉えなくてはならない。
それが、そういうことなのだから。


…今も昔も回りくどい書き方をするものだが、
おそらくこれは恋愛のことじゃないかと思う。
何が「そういうことなのか」今となっては全くわかりません(爆)

2002年10月22日「むつかしい」
仕事が、む・つ・か・し・いんだぁ!!うがー!!(笑)
そして今日も米を喰っちまうんだ。
オイラは凡人。天才でも器用でもない。
ただ、臆病なのさ(笑)


…頭が沸いてるとしか思えませんな(笑)
どうやら自分は「天才」とか「才能」という言葉に、
変なコンプレックスを感じているようだ。
振り返るとこのテの自己嫌悪日記が周期的に書かれている。

(最高にお馬鹿な日記)
2002年10月15日「僕はおじいさん」
儂は年寄りなので、一つ何かすると一つ何か忘れるのじゃ。
この土日で3つほど忘れていたことがあったのじゃ。
ちなみに今日買ったチョコレート、間違ってブランデーが入っていたのじゃ。
3つ食べて酔いそうなので止めたのじゃ(笑)


…コメントのしようがありません。
24歳でこの体たらくorz
DRAG☆STARの初ライブが決定〜♪♪

12/12(日) アメリカ村Twice
‥対バンの皆様、よろしゅうm(__)m

何かと展開の早いバンドだ。
ライブも当初は年内は無理だという感じだった。
が、日曜にスタジオ入りし、終わりの飲み会&ミーティングでは
とりあえず日を決めてしまおう』ということになり、
次の日(つまり今日だ)に決まった。

記念すべきファーストライブまで一ヶ月半。
しかし今回は心配も不安もない。
自分の力を100%出せるメンバーでやれるからだ。
今までは、気の合う友人が集まって音楽をしていたわけで、
音楽的に合っていたわけではなかった。
結果、楽しい思い出ではあるが物足りなさもあったように思う。

今回は音楽的な繋がりがまず第一にあり、かつ仲間意識も強い。
そんなDRAG☆STARに死角は‥ない。

さぁ、堂々と一番を目指そうではないか(゜Д゜;)

天災

2004年10月24日 時事ニュース
前代未聞の台風が到来し、
過ぎたと思ったら阪神大震災クラスの地震。
今年は天災の当たり年というか、
日本列島が厄年みたいだ。

あの阪神大震災の時、大阪は震度4だったが、
早朝の数十秒の揺れは唐突であり、実際何も出来なかったのを覚えている。
家屋が倒壊していたら確実に生き埋めになって死んでいただろう。

あれから10年。
今度は誰もが予想もしていなかったであろう、新潟だ。
新潟県中越地震と言われつつ、その範囲は首都圏までに及んだ。
それ以前にも関西、北海道で被害こそ小さいものの強い地震が起きている。

もはや日本に安全な土地なし。
国は被害を食い止める対策を、
我々は冷静に対処できる心構えを持って、天災と戦っていかなければならない。
日記ネタもないので告白でもするか。

実は  は    を   ました。

上のぁゃιぃ文字をいじっても何もでませんよ。
書けるわきゃありません。
見ザル言わザル聞かザル。
つーん

知らなさ杉

2004年10月20日 音楽
数年前はバンドをしている人と話すのが、
自分の知識のなさを露呈するみたいで結構緊張していた。
そうした思いがギターマニアへの道にもなり、
ジャンル限定ではあるがディープな道へのきっかけにもなった。
70年代のロックに絞っても知らないことはまだまだ多いし、
そのサウンドを聴いて驚かされることも少なくない。

1960年代後半〜70年代は、今から30年も前の話ではあるが、
ロックというジャンルに於いては創世記ともいうべきアイデアの時代であり、
現代ロックはそのサウンドをデジタル化したに過ぎない。
むしろ現代音楽はメディア発信を視野にいれ、わかりやすさを求められている点もあるので、
音楽そのものの深み(悪く言えばマニアック度)は70年代の方がある。
善し悪しの問題ではなく、時代の流れがそうなっているということだ。

先月は70年代プログレッシヴ・ロックバンド、
KANSASの完成度に改めて驚かされた。
決して電車の中で聴くような音楽ではないが、
テレビの放送時間枠内に収まらないような音楽ではあるが、
スーツを着てコンサートに行きたくなるような、
ドラマ性と音楽の質にトコトンこだわったバンドなのである。

次のターゲットはマイケル・シェンカーにしようと思っている。
ギタリストからは「神」といわれている人だ(年々ダメポとの噂もあるが)。
MSG(マイケル・シェンカー・グループ)のアルバムを一枚(“黙示録”)持ってはいるが、正直「神」とまでは思わなかった。
だが妙に気になる存在というか、もう少し聴けばわかるような気もする。
というわけで「神」の領域に挑戦だ。
マイケル・シェンカーと紐解くにはMSGは当たり前として、
UFO(ユー・エフ・オー)も聴く必要があるように思える。
UFOを一大メジャーにした直後の謎の失踪や、
MSGと行ったり来たりする「神」の謎の行動は一体何なのか、実に面白そうではないか。

余談だが、UFOは2003年再始動に際してドラマーはなんとジェイソン・ボーナムを起用している。
LED ZEPPELINのドラマー、故ジョン・ボーナムの息子だ。
これの何が面白いか‥は書かないが、興味がある人は調べてみてほしい。

bonjin

2004年10月19日 日常
何年か前にも同じことを書いた気がするが、
今になって改めて思う。

自分は凡人なんだと。

凡人で俗物だから、
大金持ちになりたいし、美味いモノを食べたいし、
いい女を抱きたいと思う。

少しは器用であることも知っているから、
楽して物事を済ませたいと思うし、
他人のアラを見つけては上から見下したりもする。
穏便に済ます為なら簡単に頭を下げられるプライドのなさも知っている。
そのくせ頭を下げながら舌を出すしたたかさがあることも知っている。

才能を持った人が羨ましくて、
少しでも優位に立つ点を強引に見つけては韻に浸る。
怖そうな人が来れば右に避けるくせに、
目の前をウロチョロする子供には激しく憤れる。
拾った財布から何枚かお札を抜いて警察に届ける偽善ぶり。

楽あり苦あり、不満もあるが楽しい人生。
そしてやっぱり凡人だから、大器晩成を信じている(笑)

160の謎

2004年10月18日 音楽
UTADAの全米デビュー、ファーストアルバム‥
新人チャートは5位と結果を出しつつも全体では何と160位だった。
壁は厚いというか、オレには物凄く意外だった。
発売前、日本のメディアの反応は、「UTADAは売れる」というような
良心的、楽観的な希望に満ちたコメントが多かった。
何をもってそう報じていたのか、まったくわからない。
なぜならそれほどの注目度があるならば初登場の順位だけでももう少し結果を出しているからだ。
160位というのは端から注目されていないということであり、
今後UTADAは注目度のないまさしく実力オンリーでこのチャートを上がらねばならなくなる。
UTADA陣営にとっては苦しい戦いになるであろう。

しかし、チャート160位でも順位を公表できるだけUTADAはマシとも言える。
それまで渡米、渡英した邦楽アーティストはたいがい結果を公表すらしていないからだ。
音楽雑誌でもオレ達が知らないことをいいことに「成功を収めた」とか適当なことを書いているが、
そういうのはたいがいチャート外だったろうし、ライブにしてもオープニングアクト程度の扱いだろう。

日本は世界2位の音楽市場を誇っていながら、
国内メディアはまったく先見性がなく、世界情勢にはまるで目がいかない。
アヴリル・ラヴィーンはアイドル扱いするくせに、そのアヴリルを押さえてグラミーを取ったノラ・ジョーンズの来日決定にもまるで無反応。
一体何なんだ、この民族は。
土曜の夜はショットバーでグラスを傾ける。
そして二人は…

はい!妄想でした(笑)

とりあえず、A氏と飲むことになった土曜の夜。
‘飲む’という選択肢はなかったのだが、どうも仕事でストレスを感じる事があったようで、まぁそういう日は飲みたくもなるよな、だってオレ達サラリーマンだからと納得しつつグラスを傾けるのだった。
ちなみにA氏はジャックダニエルを、オレはモスコミュールを飲んでいた。
オレも酒で愚痴るようなネタは…まぁ一つくらいはあるだけに(^^;
楽しく?飲ませていただきました。

「なんつーかさぁ、オレもちょっとは思うわけよ、うぃ〜
世知辛いというかさぁ、そんなもんなわけ?うぃ〜」
「まぁ、そういうもんだよ」

‥ってな感じですな(笑)

結局、終電でA氏の地元に行き、ガ○トで4時過ぎまで話し、始発で帰ったという話。
季節は秋。早朝5時は結構寒い。
始発を待つ間にコンビニに行くと、酔ってるのか天然なのか、変なおぢさんが「これあけてくれ、うぃー」と割り箸を店員に渡しているのだった。
また、駅のホームでランニングしているおばさんがいた。
始発電車が到着した時はまだ夜のような景色にもかかわらず、乗客は随分多かった。
この時間に何処に行くのかロリータファッションの女性や、
すごく顔の面積の大きい人etc...

寒い朝ではあったが、刺激を探すには事足りる。
夜遊び朝帰り、最高だ。

パンドラの瓶

2004年10月15日 グルメ
さて、ホットコーヒーが美味しい季節になりました。

夜食がてら、食パンにジャムを塗ろうと思い、
新しい瓶を開けることにしたのだった。
それが苦闘の幕開けだったとは‥

それはもう、悶え苦しむ位の固さだった。
瓶を湯で温め、引越し用のストッパーのついた手袋をはめ、
渾身の力を振り絞って20分かかったのだ。

そして思い出した。
昔、オロ○ミンCの蓋が開かずに泣く泣く飲まずに捨てた時のことを。

さらに思い出した。
しばらく使っていなかった絵の具のチューブが開かずに、
強引に回したら別の場所が決壊し大惨事になったことを。

無理やり思い出した。
牛乳の早飲みの最中に笑わせて、鼻から白い液体を噴き出させた懐かしいあの日々を。

開いたジャムの瓶を尻目に如何ともしがたい充足感に包まれてはいたが、
味の方は今ひとつのジャムであった。

そうか、あれはパンドラの箱だったのか・・・・

surprise!!

2004年10月14日 バンド活動
今年、新バンド“DRAG☆STAR”を組めたことが、
オレにとってのsurpriseだった。

まぁ、ウダウダ言っても仕方ない。
ロックとは何かを教えてやるよ(核爆)

とにかく今は洋楽をコピる、コピる。
自分の指の動かなさが何とも情けないが、
それは舐め切った音楽の中で枠の狭いフレーズしか弾かなかった過去からのツケだ。
しかしこのツケが今後のオリジナル曲の製作にも大きなプラスとなると信じている。

今週はエディ・ヴァン・ヘイレンにsurpriseだ。
あんなの弾けるか!!(笑)
鬱憤晴らしに一気に4枚のCDアルバムを買った。

『ANTHOLOGY』YNGWIE MALMSTEEN/2000年
『COME HELL OR HIGH WATER』DEEP PURPLE/1994年
『VAN HALEN3』VAN HALEN/1998年
『TMG1』TAK MATSUMOTO GROUP/2004年

‥比較的最近のアルバムも買うようになってるのは、
過去に捉われない思考というより、最近の音作りを知りたいという理由の方が大きい。

不評だから買わない方がいいという『VAN HALEN3』だが、
ゲイリー・シェローン期のVAN HALENを知りたいという欲求には勝てなかった‥中古で500円だったし(^^;
で、聴いてみたが確かにVAN HALENとしては異色ではあった。
だが、それほど悪いとも思わなかった。
エディ・ヴァン・ヘイレンがこれまでにないくらいのギターのトーンにこだわっている感じがしたし、これはこれでいいんでないの。
サミー・ヘイガー期のポップ路線か、デヴィット・リー・ロス期の無骨なハードロック路線とはまた一味違うゲイリー期。
それは短命だったが、短命ゆえオレは許す(笑)

イングヴェイ・マルムスティーンの『ANTHOLOGY』は当時の新曲3つを含めたベストみたいなものだ。
1曲目に未発表のカヴァー曲があるのだが、なんとこれがアバ!!
意外すぎるが、聴いてみれば「あ〜なるほど」のインギー風味の逸品になっております。
この人は誰のカヴァーをしてもいいんだ、ある意味無敵。
あと個人的興味として“RISING FORTH”のライブバージョンが収録されていて、
ジョー・リン・ターナーかな?と期待していたが、マッツ・レヴィンのバージョンでがっかりしたという話。

深紫の『COME HELL OR HIGH WATER』は前から欲しかったライブ盤で、中古だがようやく発見できたので予定外の即買となった。
これは1994年の第7期メンバーによるもので、このツアーの途中で突如リッチー・ブラックモアが脱退を表明、
それに伴いアルバムの副題も『リッチー・ブラックモア・ラスト・パフォーマンス』となっている。
なぜ日本公演を残して途中でリッチーが脱退したのかは未だに謎だ。
リッチーはアルバムを日本で先行発売するくせに、日本には来たがらない(しかも来日でのプレイは手抜きという話もある)。
それはともかく、このアルバムはそういうギスギスした関係が見られる‥と思いきや、意外に充実した内容になっている。
ミックス段階の話だが、ギターの音が若干控えめになっており、ジョン・ロードのキーボードがfutureされてバンド全体の音のまとまりがとても良い。

最後の一枚は、TMG(TAK MATSUMOTO GROUP)。6月にリリースされた新作だ。
TMGはB’zの松本孝弘が始めたソロ・プロジェクトで、これはバンドのメンバーが車内で掛けていたのを聴いて買ってみようと思った。
‥というかコピーしようという話だし(^^;
それより何より、voがエリック・マーティン(MR.BIG)というのが購買の決め手となった。
このアルバムの場合、やはり稲葉浩志とエリック・マーティンの違いが一番のポイントだと思う。
コンポーザーは基本的には松本孝弘、ベースは元ナイト・レンジャー、ドラマーも世界的なメンバー揃いとあって、音には充分満足している。
ベースの『なんだかわからないが、ぶ厚いベース(笑)』が、タイトなドラムと合っている。
松本孝弘のギターは‥これはもう文句ナシ!!上手い!!
‥だから問題はメロディと歌になってくるわけだ。

個人的な見地で言うならば、B’zよりこっちの方が断然オレ好みだ。
松本孝弘の曲はモロ洋楽なので、実際に本物とやってしまえばその方が雰囲気が出ているように思える。
しかし逆に“日本”というキーワードにこだわり続ける稲葉浩志という存在(と個性)がB’zの今日の地位を気付いたという点も無視できない。
その辺りをオーディエンスがどう判断するかだ。

エリック・マーティンのvoは正直80%位の出来だと思う。
MR.BIGのハードロック路線から随分時間も経っているからか、パワフルさに少し物足りなさを感じるのだ。
それにMR.BIGにしてもエリック本人にしても、基本的な路線はブルーズ・ロック。
今回のTMGのサウンドに100%マッチしているかというと微妙な所だ。
親日であること、またはエリック自身の今後を見据えた上でのTMG参加だったと思うが、稲葉浩志のシャウトと比べられると日本では苦しい戦いかも知れないとオレは予想している。

でも、エリック・マーティンはいいよ〜(〃▽〃)
だから好みの問題だってば(笑)
ま、偶然なんだろうけど。
この日記とかコンテンツとかで「良い」とか「好き」とか言った曲がやたらテレビで流れるんだよ。
ホント、この日記見てるんじゃないの?ってくらいに。

前々回の日記でKANSASの“伝承”を書いた。
すると今日、堺正章の決め台詞「星三つです!!」の某番組で流れたのだ。
26年生きてたが、テレビでKANSASが流れたのは初めて聴いた。
しかもKANSASの代表曲だと“DUST IN THE WIND(すべては風の中に)”(全米6位)で、
“CARRY ON WAYWARD SON(伝承)”は全米11位が最高位で、しかも1976年の曲だ。

ま、プロデューサーとか制作者サイドが同年代くらいになってきているというのも理由の一つかも知れない。
ツェッペリンの曲も意外なところで聴く(ツェッペリンの曲自体は結構使われているが)。
“カシミール”みたいな重たいナンバーがロンブーの番組で常時使われていたりするし、そういう原曲とのギャップを楽しむのも面白い。

近々来日するアーティストの曲は、CMなどでも結構かかるようになる…気がするんだが、気のせいだろうか。

最後に余談を一つ。
宇多田ヒカルが世界デビューに際して『UTADA』というのに違和感を覚えている人がいるようだが、
ロニー・ジェイムズ・ディオのバンドが『DIO』であり、
イアン・ギランのソロバンドが『GILLAN』であり、
クリス・インテリペリのバンドが『IMPELLITTERI』であり、
別にこれは普通であることを言っておきたい。
『UTADA』は日本人初のグラミーを取れるだろうか…
人は脱皮をしないが故に、蝶のような急激な成長がない。
本人の自覚がない限り、思考はそこで止まるし、
それが望みであるならばいつまでも幼虫でいられる。

そして、必ず成長しなければならない‥ということもない。
全ては本人次第で未来の姿は形作られるわけだ。
ある程度のモラルやルールさえ守れば、
人間はある一定の成長させ遂げれば、生きるのには苦労しない。

そんなわけでこの世は蛹ばかりだ。

‥そんな狭い世界で何が楽しいのやら知らないが、
よほど蛾になるのが怖いようですな。

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