往け―そしていつも忘れるな
赴くままに―己自身の栄光を求めて
もうお前の人生に虚しさはなく
天が待つのみだ
　　　　　（KANSAS“CARRY ON WAYWARD SON”）

念願のCDが届いた。
1970年代のプログレバンド、KANSASの2枚組BOXを先日落札したのだ。
高校生の時以来、久しぶりに聴く懐かしのサウンド‥と思っていた。

衝撃。
これが予想を遥かに越えて良かったのだ。
音楽を始めたから聴き方も変わったのだとは思うが、
それより何より時代を超えて洗練されたサウンドがそこにはあった。
KANSASはデビュー時、ツインギター＋ツインキーボードにバイオリンという異色の6人編成。
それが70年代といえども色褪せない音を残す大きな要因にもなっているのは確かだが、それにしても凄い。

改めて聴きなおすと、一種哲学的な歌詞もカンサスの世界観を導く大きな要素の一つであることに気付く。
詞を読むだけでも充分楽しめる‥というか考えさせられる深い詞の世界。
またプログレにありがちな‘ボーカルのおざなり’もない。
ロバート・プラントのようなカリスマ的なボーカルではないが、サウンドに溶け込む自然体な歌というか。

ロックに賢さはいらない‥というのは大きな間違いだと思う。
綿密に計算されたフレーズ、余分なものを削り洗練されたサウンド、
哲学的で奥行きのある歌詞、そしてボーカル、コーラス。
それらが導き出すのはプログレッシヴ（斬新）という名のロック。
インテリというと響きが悪いが、カンサスは正にインテリのバンドと言える。

こういうバンドがもう少し出てきてもいいようなものだが、
悲しいことに邦楽シーンでは30年を経た今なお、メジャーシーンに現れてはいない。

せっかくのアコギ（OVATION／CC257）だったが、
あっさりヤフオクに出品してしまった。
…だって金がないんだもん(笑)

しかしヤフオクでの他の出品情報を見て、オレは愕然としてしまった。
OVATION／CC257は3点ほど出品されていたのだが、
定価12万の中古ギターに4万8千円で『まだ落札希望金額に達していない』となっていたのだ。しかも16入札で。
確かにOVATIONはサイトでも情報は少なく、調べようもない部分もある。
しかし、これは出品者が儲けすぎだ。
OVATIONは確かに人気があるが、CC257は所詮廉価モデル。
韓国製ということも考慮して4万円で充分売っても良い値段だ。
楽器店だとおそらく3万5千円くらいだろう。
ヤフオクには本当に注意が必要だ。

と、事前に下調べし出品。
結果、出品2日後に即決されてしまった。
5万円で(笑)

ちなみに。
オレは19800円で買ったんだけどね(＾＾;)
まぁ、これは情報の勝利だ。

中古CD店を巡っても見つからない時は、ヤフオクを利用するに限る。
最近お気に入りのボーカリスト、グラハム・ボネット関連のアルバムを集めているわけだが、
その殆どが廃盤扱いで出品自体も少ないのだが、まぁ争うこともなく手に入ると思っていた。
なのに、いざ入札すると微妙に高値が付いて買えない。
3000円のCDに2500円を出してまでヤフオクで買うなんてアホなので途中で降りるわけだが、
どうゆう訳かこんな感じで結構争う羽目になってしまった。
旬な人でもないし、訳がわからん。

それでも3枚のアルバムはゲッツして一枚は早くも手元に届いた。
アルカトラスのライブアルバム『ライヴ・センテンス』である。
これは84年の初来日、中野サンプラザでのライブを収録したものだが、
こんな貴重なアルバムはもっと世に広めないといかん。
‥っちゅーか、リマスタリングして再発してくれ〜

面白かったのはこのアルバム中インストが2曲あるのだが、
その内一曲がバッハだったということ。
これはイングヴェイ・マルムスティーンのその後のキャリアとか、彼のリッチー・ブラックモアへの影響とか色んな意味で‘深い’わけだが、
さらに面白かったのは、そのバッハのフレーズの同じ部分を、LED ZEPPELINのライブで“HEARTBREAKER”のギターソロでジミー・ペイジが弾いていたと言う事。
ジミー・ペイジには影響を受けていないインギーだけに、これは奇妙な現象といわざるを得まい。

バッハの旋律はロックに通ずるものがあるのだろうか。。

イチローが84年ぶりに大リーグの安打記録を更新した。
84年の歴史があったということにもいささか驚きだが、
さほどの敬遠策も取られなかったのは大リーグの懐の広さ。
日本じゃ間違いなく敬遠策だらけだろう‥というか事実そうだったし。

イチローが「プレッシャーから逃げることは不可能」と言いつつも、
「それが醍醐味」と言っていた。
これと同じようなことを前に聞いた事がある。
それは長嶋茂雄氏の言葉で、
「プレッシャーを楽しむ」という言葉だった。

言うは易く、行うは難しい。
オレ達の日常で言うならば、
“社員採用の面接を楽しむ”とか‥出来るわきゃねーだろっていう(笑)
そこが努力ありきの才能なんだろうな。

現実を極めて冷静に、そして常識的に考え、
ほんのちょっとの皮肉のスパイスを振りかけ、ゆっくり食す。

アーヒャヒャヒャ(゜∀゜)ノ
…ご馳走様でした(笑)

一人暮らしの料理ってのは難しい。
何年してても難しい。

特に野菜。

人参2本を使いきるのがいかに大変か。
アナタは野菜炒めで人参ばかり食べたいか？(笑)
とにかく買ったものは即日使っていかないと、
食材にこだわった日にゃブヨブヨの人参や茄子を食べる羽目になるのだ。
アナタはブヨブヨの野菜が食べたいか？(笑)

今日は冷蔵庫の中を整理しようと買い物は控えていた。
だが、路上で地元の野菜が激安で売られていたのだ。
こんな時に限って〜〜

リアルに勝るドラマはない。
よく出来たドキュメンタリーでなくとも、
台風が近づく様さえドラマティックに映る時もある。

んなこたぁ、どうでもいい。

ある時、ふと付けたテレビでやっていたドラマに、
とてつもない嫌悪感と気恥ずかしさを覚え、速攻チャンネルを変えった。
ドラマの内容はもう思い出せないが、あれは一体何だったのか。
演技なのか、アドリブなのか。
摩訶不思議な気持ち悪さがあったことは間違いない。

「僕と彼女と彼女の生きる道 」は良かった。
ストの日のスペシャルも観ましたぞぉ。
あれはまた再放送してほしいね。

韓国ドラマは興味ない。
と言いつつ「ホテリア」は実は少し観ていた(笑)
あまりに馬鹿らしい設定が韓国らしい。
あーゆーのが流行るというのは少し病的なんじゃないだろうか。
『姉さん…』の「HOTEL」の方が面白いと思うがなぁ。

っちゅーか、「教師ビンビン物語」再放送してくれ(笑)
あれはオレのフェイバリッドだ(笑)

どんな人にも居場所がある
誰の心にも宇宙がある
そのFANTASYはこの世界でさえ
拭うことは出来ない
　　　　　（EARTH WIND&FIRE“FANTASY”）

来日アーティストの今年最後を飾る大物は、
EAGLESとEARTH WIND & FIREの2つだろう。
個人的にはブルーノートに来るクリストファー・クロスにも興味はあるが、
どれもこれもチケットはもう取れまい。

今年はTHE WHOの来日がもっとも大きな出来事だったと思う。
キース・ムーン（Ds）もジョン・エントウィッスル（B）もすでに故人だし、
ピート・タウンゼント（G）も児童ポルノ疑惑で再起不能とも言われていただけに、よく実現したものだ。
1965年にデビューだから、40年を経て初来日ということになる。
もしもっと早く来日していたら、邦楽パンクロックのブームはもっと早く訪れたとオレは思っている。
ちなみにドラムはザック・スターキーが参加した。
BEATLESのリンゴ・スター（本名：リチャード・スターキー）の息子である。

THE WHOも良いが、今はグルーヴに身を任せたい気分だ。
そんな時にはEARTH WIND&FIREである。

EARTH WIND&FIREと言えば「宇宙」「太陽」そして「愛」である(笑)
それを洗練されたリズム＆ブルースに乗せるものだから、
そのサウンドが心地良くないわけがない。
白人もアジア系も到底到達できない黒人音楽ならではのピュアさ、
まさしく癒される音楽だ‥最高。

CDアルバムがどんどん増えてきた。
現在で約130枚程、マニアからすれば鼻糞みたいな数字ではあるが、
ワンルーム暮らしで楽器やら機材もある現状、整理整頓が急遽必要になってきたのであった。
整理してみると、邦楽が約20枚。洋楽が約100枚。
アマチュアバンドのデモテープが6枚(笑)
聴いてはいないものの、意外に邦楽が生き残っていた。

なんでこんなの買ったんだ？というアルバムも出てきたりする。

【その?：王様】
『深紫伝説』を歌うために買ったんだろう、きっと‥
【その?：アニメタル】
興味本位で買ったが、たぶん一回しか聴いてない。
まだ持っていたことに驚きだ。
というのも先月の引越しの際、十数枚のアルバムを廃棄処分にしていたからだ。
なぜこれは残ったのだろう…
【番外編：ゼノギアス／オリジナルサウンドトラック】
これは数年前にS氏に借りたモノ。
なぜ借りたのか、理由がわからない。
勿論、一回も通して聴いた事がない。
そもそも「ゼノギアス」って何？(笑)

これは音楽を見直すいい機会かも知れない。
しかし、もうすぐ新たに3枚のアルバムが到着する。
するとまたそればっかり聴くんだろうなぁ‥

僕ら
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
SHOWをお楽しみ頂けたかと思います
　　　　　（BEATLES“SGT，PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND”）

今日は友人のバンド、SWEET PAINのライブ。
場所は難波ロケッツ、幸い雨は降らなかったが、蒸し暑い一日だった。
さらにギターをハードケースで持ち歩いていた為、邪魔やら汗も出てくるわ。
これは出演者にも厳しいコンディションだったと思われる。

ライブは、ボーカルのMAMIちゃんを押し出したPAのサウンドメイクのお陰もあって、
オリジナル曲のメロディの良さが客によく伝わっていたと思う。
コロ助も荒畑も大きなミスはなかったと思うし、
体調不良のNORITAROは悲惨にも幾つかトラブルに見舞われていたが、
それでも全体的な音のまとまりとしては他バンドと遜色なく、良かったと思う。
勿論、ミスや幾つか気になる点はあったが、
何よりライブにおいて大事なことは、
「いかに楽しませるか、いかに楽しむか」ということであり、
その点では充分オレは満足したのでそれが全てだ。
次回のライブも楽しみである。

その後、初対面の人やら何やら不思議なメンツでカラオケに行き、
フル・テンションで爆裂、グッタリして帰ったのであった。

このひと月で腰を痛め、背筋を痛め、
きのうは左足を裂傷してしまった。
まったくもって歩き難い。
「注意一秒怪我一生」というが、
気を付けることにかんしては、し過ぎて過ちはないと思った。

さて、K-1GP開幕戦を観ているわけだが、
やっぱり曙は負けた。
というか、負けるべくして負けたというべきだろう。
1ラウンド頭のコーナーに追い込んでの連打。
あれと同じ状況が3ラウンドに一度訪れた。
曙にとっては状況打破の絶好機だったにもかかわらず、
一発も打たずあっさりレミー・ボンヤスキーにセンターに逃げられる。
もう体力がなかったのか、理由は定かではないが、
あれだけ打たずば勝てまい。

とにかく日本人は手数、特にパンチが少ない少ない。
天田も面白い試合だったが、もっと手数を出して欲しかった。
これは極真空手の経験者の自分の意見だが、
基本的に日本人ファイターは空手の戦い方をしていると思う。
空手の拳による攻撃は、それ自体倒す術ではあるが、
相手との間合いを取るのにも使うことが多い。
確かにキックの方がKO出来る確立は高いのだが、
K-1の場合、手数は判定に考慮されていない筈もなく、
曙など手数の少なさに注意を受けてしまったくらいだ。
キック出せないのに、アナタは何で勝つつもりなんだ(笑)
もっと突っ張っていけよ!!
負けてもいいから上手投げしろよ!!
スモウレスラーの名が泣くぜ!!

さぁ、武蔵の試合だぁ〜
楽しみなので日記はここまで。

悪夢のような寮生活を脱出、
ハイツの1kを借り、念願の101号室に住み着き、自炊生活を再開。
なんだかんだありつつも一ヶ月が過ぎようとしている。
ここで一つ反省会を催したいと思う。

（ここからはインタビュー形式でお届けします）

◇ひと月が過ぎましたが、どうですか住み心地は。
「住めば都というのは本当ですな、わっはっは」
◇水道、電気、ガス代は寮生活とはだいぶ違いますよね。
「そう、そこが問題なんだな。
今年は暑いからエアコンの電気代が心配。
ガスは節約するにも限度があるから仕様がないとしてもねぇ。
ちなみに水道代は2000円使い放題なので問題ナシ」
◇毎日料理しているんですか？
「当然。外食なんて馬鹿げた話だよ。
自分で作ったほうが何分の一も安く済む。
たまにフラっと入りたくなるときもあるけど、そこを堪えて、
その時食べたいと思ったものを自分で作るようにしている。
それに仕事帰りに合わせて米が炊けるんで、
外食すると後で冷飯を食べる羽目になってしまうんだな」
◇得意料理はなんですか？
「ホットケーキです(笑)
間違いなくこの一ヶ月で一番多く食べた料理？だね。
あとは、野菜炒めとカレーライス。
カレーは冷蔵庫内に中途半端な材料が増えてきた時にする。
だから通称“闇鍋カレー”という」
◇朝食は米ですか？
「いや、パンだね。
トースト＋フルーツ＋コーヒー（or紅茶）は祖母の代からの伝統なんだよ(笑)
米は朝に余らないようにしてるけど、少量の余りは悪いけど捨てる。
あまりに多かったらその日の夕飯はそれでチャーハンにする」
◇食費はひと月幾らくらいかかってますか？
「計算はしてないんだけど、かなり安価だと思う。
近所にスーパーが5件（ス○パ○玉出、イ○ミヤ、ラ○フ、カ○エー、マ○ク○バリュ）もあるので、
安売りの傾向をそれなりに調べて買っている。
例えば有名な『ス○パ○玉出』は野菜は質は悪いが安価。
肉はブロックで買うと安い。
ただし日曜日の品揃えは全体的にイマイチ。
カ○エーは会員様価格だとマーガリンや卵などかなり安く買える。
あとパンが全体的に安く、和菓子は種類が少ない割に一番美味しいetc..」
◇掃除は‥してなさそうですね。
「決め付けるな(笑)
部屋はあまりしてないけど、ユニットバス内、あとキッチンはマメにしてる。
キッチンは汚れるとすぐ小バエが湧いてくるんだね、あれは恐ろしい」
◇百均を利用しますか？
「利用はするけど善し悪しだね」
◇怖い思いをしたことはありますか？
「最近地震が多かったでしょう、あれはちょっとビビった。
あーゆー時、一人はヤダね」
◇オイシイ思いをしたことはありますか？
「実は一つあるけど、ここでは書けない」
◇最後に。あなたにとって一人暮らしとはなんですか？
「荒行」
◇ありがとうございました。
「…自作自演だがな(笑)」

ネオンに彩られた川船が貧乏人から金を巻き上げて
人口湖の土手近くに浮いている
ジャンクション304では6マイルの渋滞中
俺は交差点に立つ異邦人
だけどこの場所、前に来たことあるはずだ
　　　（JIMMY PAGE&ROBERT PLANT“WALKING INTO CLARKSDALE”）

先日、小さなアンプを買った。
楽器やエフェクターは無尽蔵に買うのに、アンプは今まで殆ど買った記憶がないので少し新鮮な気分だ。
3000円くらいの小さなアンプはワンルームでのギターの練習には手軽で良い。

ツェッペリンの“COMMUNICATION BREAKDOWN”を、
現在所持しているストラト・タイプ（‥の割には変形だが）のPARKERでガシガシ弾く。
エフェクターも繋がず、ミニ・アンプのOVER DRIVEのみである。
ちなみにピックはホームベース型を使用するようになった。
これはリッチー・ブラックモアの影響もあるが、小回りが利いて早弾きしやすいという理由もある。

‥これがなかなかツボなサウンドになってくれたのだ。

原曲でも小さなアンプを使っていたらしいが、そのチープさがあの雰囲気を作り出すのかもしれない。
3000円足らずのアンプで結構近い音が作れたことに大きな喜びを感じた夜であった。

この前、「うる星やつら」を全巻買ったと書いた。
…実はまだ読破できていない(笑)

寝オチ＆寝返りのせいで本の順序がバラバラになってしまい、
何巻を読んだのか、読んでいないのか、もうまったくわからない。
それでもストーリーに影響なく読めちゃうのはたいした漫画だ(笑)

年をとったからなのか何なのか原因不明だが、
漫画を読むのが苦手になってきた。
逆に活字を読むのは結構楽しくなってきた。
映像にかんしても、アニメは観ていると何故か途中で寝てしまう。
逆にNHKのドキュメンタリーとかはめっちゃ集中して観れる。
無論、アニメもドキュメンタリーもニュースも好きだが、
だんだん見方が変わってきたのかも知れない。

「皇室アルバム」とか「歴史街道」は意外に面白い(笑)
日曜は早朝から出かけたいのにテレビが面白いのが難点だ。

土曜の夜は無意味に寝て過ごし、
朝の5時になってようやく何も食べていないことに気付き慌てて遅い夕食？を摂った。
日曜の朝はテレビを観るのが楽しい。
昼までウトウトしながら自堕落生活を満喫した。

夕方は梅田HEPに出向き、新バンド（名前はまだない）のミーティング。
近況報告みたいになるが、
ここ一年近くはどちらかというと“勉強バンド”で彼方此方やっていたが、
久々にリーダーシップを取れるバンドを始めることになった。
その分、オレを筆頭に皆テクニックがイマイチなのは言うまでもない(笑)
まぁ、時間をかけてやっていけばいいと思っている。

あともう一つ、月1〜2回兵庫県に出向く“勉強バンド”も参加する予定になっている。
‥今の仕事だと、それで年内は一杯一杯だろう。
来年はコロ助＆荒畑バンドと対バンしたいもんだ。

あれ？
そういえばmazeはどうなったんだろう????

行きつけの難波の中古CD店「サウンドパ○ク」で、
密かに探していた一枚の入荷を発見!?(゜∀゜)
即ゲッツした。
THE FIRM／MEAN BUSINESS／1986年
である(￣ー￣)ニヤリ

余談だが、先程↑の‘密か’という単語の使い方はおかしいかもしれない。
‥ほら、よくテレビで言うでしょう
「密かなブーム」って。
すっごく矛盾した言い回しというか、それってブームじゃねーよ！とツッコミ入れたくなりませんか？

…話を戻す。
THE FIRM（ザ・ファーム）はLED ZEPPELIN解散後、しばし沈黙を守っていたジミー・ペイジが85年にポール・ロジャース（FREE〜BAD COMPANY）と組んだバンドである。
ポール・ロジャースとジミー・ペイジというビッグ・ネームの共演は当時大きな話題になった‥ようだが、それほどの売上を上げることは出来なかった(´Д⊂グスン
またZEPファンの間でもあまり話題に登らないバンド名でもある。
もっともその理由は明らかで、
ZEPの幻影をファンが追いすぎたからである。
聴いてみてよく判った事なのだが、巷の評論家が書く通り、
このバンドはポール・ロジャース主導のバンドで、それ自体は何も悪くないが、時期的にもZEPの再来を願っていた大多数のファンの期待には多少の肩透かし感があったのもまた事実だったのだろう。
天才の1＋1が2になるとは限らない‥そこが音楽の面白い所でもある。

しかしZEPという幻影を取り去って聴くと、これは実によく出来たアルバムだとオレは思った。
まずポール・ロジャースのボーカルは噂にたがわず素晴らしい。
FREEを聴いた時はそれほど上手いと感じなかったが、このアルバムを聴くと、実にブルージーに、また時にハードに歌いこなす巧さを持っていることを痛感させられる。
逆にその巧さこそがジミー・ペイジの作り出すZEPサウンドには仇ともなる気もする。
なぜならZEPサウンドの真髄はボーカルをも取り込んだ音の一体感だからだ。
それゆえZEPはまったくボーカルの印象が残らない曲が多い。
そのボーカリストの存在意義が問われる紙一重の所を、常人離れしたハイトーンとエロい歌詞とルックスで凌いでいたのがロバート・プラントという人であった。
つまりポール・ロジャースのボーカルだと、巧いがゆえに埋没しきれない存在感が出てきてしまう。
そこでジミー・ペイジの縦横無尽（良い意味で傍若無人）なギタープレイと少なからずぶつかる危険性があるということだ。
‥事実、THE FIRMは短命だった。

ジミー・ペイジはこの時期、後期ZEPから引きずっているドラッグの影響もあったのか、とにかくボロボロだったらしい。
THE FIRMのギターが下手だとは思わないが、この辺りから初期ZEPに見受けられたキレが消え‘のらりくらり’弾く現在に至るスタイルが出来上がっているのが面白い。
まだソロを弾けているだけ、この時期はマシである。
本当にこの人のギターだけは上手いのか下手なのか未だにわからない。
不思議な人だ。

手前味噌な話だが、
転職先の新しい職場ではパートのおばちゃん連中に、
「色白で可愛い」と言われているということを先輩社員から聞いた。
その前日、実際にパートのおばちゃんの一人に同じ話を聞かされた。
25歳になって「可愛い」といわれるのは人間として男として間違った生き方をしたのではないか、と真剣に考えてしまった(笑)
まぁ、それでも悪い気はするはずもなく、仕事的にもやりやすくなっているので本当にありがたいことである。
ちなみに今の仕事のおかげで、色白どころか腕の筋肉が一回りついてちょっと嬉しい(´∇｀)

そういえば先月の話だが、人生初のパーマを当てた。
今月になって少しずつ弱くなるパーマが良い感じになっていて、
今後はその加減も考えつつ継続していこうと思っている。
それに伴いワックスも変えようと思い、今日GATSBYの「スタイリングワックス／マット」を買った。
今のパーマにツヤなしのマットが合うのかは判らない。
そもそもパーマにワックスを使っていいのかすら判らない。
イケメンへの道は長く険しい‥っちゅーか、それは無謀もいい所だ(爆)

あんまりソワソワしないで
あなたはいつでもキョロキョロ
よそ見をするのはやめてよ
私が誰よりいちばん
　　　　　（松谷裕子“ラムのラブソング”）

土曜の夜に届きましたよ「うる星やつら」ワイド版全15巻。
立ち読みで読むのもうっとうしいので、ヤフオクで買ってしまったのだ。
コミックを買ったのは本当に久しぶりだ‥（エロ本を除いて）2年は買ってないと思う。
空いていた本棚が「あっ」という間に埋まってはみ出した(笑)

さてここからが修羅場だった。
夕食を作るのもおざなりに、バナナとコーヒーを片手に深夜の4時まで読む羽目になってしまったのだ。
結論から言うと、それでも読破できなかった(笑)
良い意味でダラダラと永久ループのような世界観が終わりまで続いている、この世界観。
一日で極めようというのがそもそも無謀だった(笑)

寝オチし、あっという間に日曜の朝が来た。
コインランドリーに行き、スーパーに買い物に行き、
自宅でカレーを作っているとあっという間に夜になっていた。
そんな日常の中で、さくらとつばめが描きようによっては「めぞん一刻」の五代君と響子さんに似過ぎているくらい似ているということを考えていた。

うーん、日曜はホントに短い…

最近、心にグッとくる良いアルバムに出会えていなかったが、
久々に来ました来ました!!
その名はALCATRAZZ(アルカトラス)。
前から聴きたいとは思っていたが、運良く中古で見つかったので即ゲッツしたわけである。
ビバ！中古○場！←近所(笑)

アルカトラスは、元RAINBOWのグラハム・ボネットがMSG（マイケル・シェンカー・グループ）を脱退後に結成。
それだけでも買う理由は充分だが、ギタリストはなんとイングヴェイ・マルムスティーン、その後もスティーヴ・ヴァイと超一流のギタリストを世に送り出したバンドなのだ。
結成する際、ドラマーにはQUEENのロジャー・テイラーの名が挙がるほど（セッションならOKだったらしい）だった。

今回買ったのはファーストアルバムだが（もっともアルカトラスは3枚しかアルバムをリリースしていないが）、若き日のイングヴェイのギタープレイが新鮮だった。
ここから彼の栄光（と堕落）が始まるんだなぁ‥としみじみしつつ聴いていた(笑)

1曲目の冒頭を聴いた時は、サミー・ヘイガー期のVAN HALENか!?とちょっと危険信号が出ていたが、それはフェイクだった(笑)
80年代特有のデジタル臭さもあるが、ギターがその臭さを消していて実に味わい深いロックに仕上がっている。
またリッチー・ブラックモアに強い影響を受けたイングヴェイの嗜好性からか、DEEP PURPLEやRAINBOWみたいな曲もあり、とにかく心ゆくまで楽しめた一枚だった。

現在、グラハム・ボネットはElektric Zooというバンドをしているが、来日は果たして実現するのか気になる所だ。
ロンドンでのライブではゲストにRAINBOWでの同期、ドン・エイリー（現DEEP PURPLE）が来て“SINCE YOU BEEN GONE”を演奏したらしい。
う、ウラヤマシイ・・・

時計は未来に向かって時を刻むけれど
私の心が留まるところは過去
今この時から遥か遠い時代に
私はいつの日か戻ってゆく
　　　　　（BLACKMORE’S NIGHT“THE CLOCK TICKS ON”）

引越しとか転職とか何やかんだ忙しいと日々の生活に追われ、
ついつい趣味が遠のいていく。
バンドも動いたり動かなかったりしている内に数ヶ月が過ぎてしまった。
ようやく生活にリズムが出てきたので、再び音楽活動再開である。

自分の話ではないが、最近は「ライブとは何か」を考えさせられる少しばかり（個人的に）嫌なことがあったので、ライブそのものをする気には今はなれない。
もう少し上手くなってからやればいいとも思っている。

新居の整理も済み音楽機材も活用できるようになったので、今日は久々にキーボードと向かい合った。
以前から洋楽のカヴァーを音源にしたいと思っていたので、とあるサイトからMIDIデータを収集していたのを使い、
大胆に音色を変えてみたり、ひとりキーボードセッションしたり(笑)
そんなことでも結構得られることは多かったりする。
名曲のコピーは上達には必須だが、それをあまりしてこなかったのは今思えばマイナスだった。
それって「学生時代もっと勉強しておけばよかった」というちょっとした後悔に似ている。

そんな過去はドブに捨ててしまえ(笑)